レモンバームとカカオのビスケット

レモンバームとカカオのマリアージュ、ローズマリー香るガリゴリクッキー。

いつもお読みいただいてありがとうございます。鳥取のお料理教室&ハーブの焼き菓子専門店『あきさんちのごはんとおやつ』です。

今日も、ハーブや旬の果物を使った焼き菓子のご紹介を😊

『レモンバームとカカオのビスケット』

レモンバーム、別名メリッサともいわれるハーブです。
日本の気候によく合うのか、冬の厳しい鳥取でも元気に宿根草として毎年芽吹いてくれます。
フレッシュリーフをお湯で抽出したレモンバームのフレッシュハーブティーは、春の訪れの味がする、私の好きなハーブティーの一つです。
フレッシュを刻んで練り込む焼き方もありますが、今回のこのクッキーはドライにしたレモンバームを粉末にミルしたものを使いました。
ハーブはおおまかに、リーフ系とフラワー系、全草利用系とありますが、私の感覚的に、カカオはリーフ系と相性がいいです。
このレシピに使うチップチョコは、砂糖を主原料とした市販のスイートチョコを砕いたものでも出来ますが、オススメは無糖のカカオマスを砕いたものです。

カカオ本来の苦味と酸味と香味が、甘いクッキー生地の中でバランスよく個性を発揮してくれます。
そして、余韻に残るのは、草原を思わせるレモンバームの程好い香り。
カカオマスとリーフ系ハーブ、他にもバリエーションはたくさんあります😊


『ローズマリーのロッククッキー』

私のハーブ菓子専門店の陳列棚のお馴染みさんです😊

練り上がった生の生地を、スプーンでボトっとオーブンシートに落とし、無成型でそのまま焼く、いわゆるドロップクッキーです。

ゴツゴツした無骨な見た目ですが、この粗さが独特の口当たりを生み出します。
ゴリゴリ食べるのがいいんです(笑)

生のローズマリーの葉を刻み、生地に練り込みます。
鼻に抜ける爽やかでスパイシーな香り。頭をスッキリとさせてくれ、
『記憶のハーブ』と昔から重宝されてきたのもよく分かります。
香りと食感のコラボレーションを楽しめる、ファンの多いクッキーです。

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