すっぱい、にがい、あまい、からいなどなど、色んな味覚がありますね😊
薬膳では、この味覚をおおまかに『五つの味』にわけています。
薬膳の言いかたになりますが、
酸(さん)・苦(く)・甘(かん)・辛(しん)・鹹(かん)
の5つになります。
『4個はわかるけど、鹹って何?』って思いますよね(笑)
鹹に関しては、味覚ではなくて、ミネラル分のことです。海藻や、海塩とかですね😊
この鹹を含めた五味、この五味はそれぞれ、働きかける臓器が違うんです。
酸は肝・胆、
苦は心・小腸、
甘は脾(ひ)・胃、
辛は肺・大腸、
鹹は腎(じん)・膀胱。
に働きかけます。
口から入った食べ物は、味の違いによってそれぞれ違う臓器に働きかけるというのが薬膳の考え方なんです。
なので、逆に考えたら、自分の身体でどこか弱ってるなら、それに合わせた味の食材を『五味』から選ぶことも出来ますね😊
何となくでいいですので『五味』を知ることによって、毎日のご飯がそのまま美味しく優しい『お薬』になるという、薬膳の大切な部分です🍀
次回から、五味それぞれの紹介と、それぞれどんな食材がそれにあたるのかをお話していきますね😊
ただ、結論から先に言っちゃいますと、普段から『五味』をバランスよく食べてれば、あれこれ献立を考える必要はないです(笑)
単純に、『へえ〜、そういう感じなのねえ🍀』
くらいの感じでお読みくださいね(笑)