四季がもたらす身心のリズム『冬』

四季がもたらす身心のリズム『冬』

四季がもたらす身心のリズム『冬』



鳥取、倉吉のお料理教室『あきさんちのごはんとおやつ』です。

薬膳の視点からみた、季節ごとの身体に与えるリズムと、季節ごとの恵みのお話です。
今回は、春夏秋冬の最後、「冬の体」についてです❄️
 

では、冬の身心はどのような特徴なのでしょうか😊

冬は活力を温存する時季です。
実際寒くて冷えが強くなるため、「血」の流れが悪くなったり、体の機能が低下しやすくなる季節です。

寒いと、コートや毛布で、ギュッとくるまって縮こまりますよね?
最低限の動きで1日終われるよう、身体のリズムが活力温存、体力温存、体温温存に切り替わるんです。

また、血流が下がって免疫力が落ちると風邪を引きやすくなるので注意が必要です。
免疫力を落とさないためには、低体温を防ぐために体を温める食材を摂ったりして体力を付けるのがオススメですね😊
必要な活力を補う食材を摂ったり、温かい格好をして血流を巡らせると、冬場健やかに過ごしやすくなりますよ😊

 
では、そんな冬の身心に適した食べ物はなんでしょうか?

冬はとにかくエネルギーを蓄えたい季節です。
体を温めて造血作用のある「黒豆」「黒ゴマ」や「赤味肉」「牡蠣」「ホウレン草」などを摂るようにしましょう。
「キノコ類」も摂って腸内環境を改善して代謝を上げます。
「エビ」「クリ」「クルミ」などもオススメですね😊

秋冬はなんだかんだで『鍋料理』がいいですよ(笑)

これらの食材も入れやすいですし、あったまりますしね😋

さらに、鍋料理やふだんのお料理に、「ショウガ」や「ネギ」、「コショウ」などの香辛料を入れるとなお一層体を温めてくれます。 
これらの香辛料は、薬膳的には『熱性食材』といって、身体を温め、血流を増してくれる効果があります。

血流が増すと寒さをうまく調整でき、冬が過ごしやすくなります😊


春夏秋冬の身心の状態と、身心が求める食材についてお書きしました😊🍀

次回の投稿で、これらのまとめのお話をいたしますね。
いつもお読みいただきありがとうございます😊🌼

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